【ケーキ】シェフパティシエが教える、保冷剤の効果・時間は?【夏場注意】

パティシエになるには

どうも!

某企業で、現役シェフパティシエとして働く【スイーツだいすき大男】です。

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今回のテーマは

シェフパティシエが教える、保冷剤の効果・時間は?

小男
小男

「いや、僕パティシエだから
知らなくてもいいでしょ〜

売り場が管理してるし〜」

はい、こんな考えの人は

シェフパティシエに成れないでしょう😂

シェフには総合的な知識が必要です。店のトップだから当然ですよね。

この記事では

  • 保冷剤の持ち時間はどれくらい?
  • 保冷剤の種類
  • 保冷剤の注意点

こちらについて簡単に説明していきます😄

保冷剤は約30分〜2時間【夏は要注意!】

あくまで目安ですが、

1個30分程になります。2個入れれば約1時間。

ただし、追加していっても2時間以上は難しいでしょう。

保冷バックや、発泡スチロール・アルミパックなどを使うと、より長持ちします。

中には巨大で強固な専用ケースもあって、半日くらいなら問題ないようなものもあります。

不織布タイプとプラスチック素材タイプ

ケーキ持ち帰り用の小型の保冷剤は大きく2種類あります。

  • よくあるプラスチック素材
  • 不織布(パルプ)

不織布のほうが少し高いイメージです。

私は

不織布タイプ

おすすめします😌

その理由ですが、保冷剤は溶けてくると結露してきます。(「汗をかく」と言います。)

プラスチック素材の場合は、その水分がそのまま流れてしまうので

他のものが濡れてしまう事が濡れないように、ペーパーナプキンを巻くのがよくある例です。

その点おすすめの不織布は

水分を吸収してくれるので、上記のペーパーナプキンを巻く必要がないです。

結果コスト削減になります。

いちいち巻くのも地味に大変なので、

できればその必要がないように不織布のタイプを選びましょう。

ケーキには欠かせない便利な保冷剤ですが、注意点があります。

保冷剤の注意点

保冷剤はあくまで

「保冷」つまり、冷たさを保つものです。

冷蔵庫のように、ぬるいものを、庫内に入れて冷やしてくれるものではなく

常温に置くよりマシな状態にキープするものです。

業務用冷蔵庫は約3〜8℃の範囲ですから、

日本では真冬の寒い日の深夜や早朝以外は外気温のほうが高い・つまり暑いです。

(地域や季節によります)

ケーキは生モノなので、要冷蔵商品です。

暑い場所においておくと傷んでしまいます。

冷蔵環境から出している時間が長いほど劣化していくので、

影響が少ないように保冷剤で「なんとかごまかしながら」運んでもらうイメージです。

ですから

【当日召し上がってもらう】

【なるべく早く冷蔵庫に入れもらう】

上記はしっかりとアナウンスするようにしましょう。

お客様、そしてお店を守ることになります。

ちなみに賞味期限が基本当日、というのにもしっかりと理由があります。

ここはまとめて後日記事にしていきます😆

まとめ

いかがでしょうか?

今回は

シェフパティシエが教える、保冷剤の効果・時間は?と題して

  • 保冷剤の個数・保冷時間
  • 袋のタイプ・素材のおすすめ
  • 保冷剤の注意点

について解説しました。

ケーキを作るだけがパティシエ(ケーキ屋)の仕事ではありません。

作って終わりはパティシエの自己満足です。

ケーキを適切な方法で家に持って帰ってもらい、美味しく食べる

ここまでの気遣いができて初めて【ケーキを販売した】と言えます。

そのために必要な情報を常にインプットしていくようにしましょう。

この記事が未来のシェフパティシエや、スイーツを愛する全ての人のためになりますように♪

 

それでは!

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