シェフパティシエのマネジメント〜褒めてやらねば人は動かじ〜

パティシエになるには

どうも!

某企業で、現役シェフパティシエとして働く【スイーツだいすき大男】です。

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今回のテーマは

シェフパティシエのマネジメント〜褒めてやらねば人は動かじ〜

超有名な、山本五十六の言葉です。

(昔、ごじゅうろくだと思ってました…)

どうすれば部下や同僚が動いてくれるのか。

自分が上司の立場になると、自分が部下のときの気持ちを忘れてしまいがちです。当たり前の事ですが、今一度振り返ってみましょう。

今回はそんな永遠のテーマとも言える人材マネジメントの基本を

  • やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ
  • 甘やかすことではなく、適切に見本を見せる
  • 人は感情で動く

上記に分けて解説していきたいと思います。

やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ

基本的に、上司が部下に指示を与える・業務教育するシーンでの、マネジメント術です。

言葉のとおりに順番に行っていけば良いのですが、

例として、ケーキ屋の現場に置き換えます。

例えば、店頭のガラスを毎日キレイに掃除するルーティーンを、新人パティシエに教えるとき。

小男
小男

「道具はこれね、やり方は自分でググってあとはよろしくー!」

これではわからないし、できませんよね。

何かしら経験があ流人なら良いかもしれませんが、何もわからない新人にはNGです。

「流石にもっと丁寧に教えてるよ」

と思った方も多いかもしれませんが、それでもこのパターンは多いのではないでしょうか?

「掃除の仕方はこうね、見た?じゃあやってみて〜。できたね、次は一人でやってね。」

これで終わりのパターンの人も多いと思います。

別に間違っていませんが、これでは足らないんです。

山本五十六の言葉でいうと「させてみせ」で終わっています。

「教えたけどやってくれない」

このパターンが非常に多いです。

あくまで一例ですが、例えば

  • やってみせ→ガラスの拭き方を教えて、実際に見せる
  • 言って聞かせて→注意点や【なぜガラスをキレイにしなければいけないか】という理由を伝える
  • させてみせ→実際にガラス掃除をさせる
  • ほめる→「お!言われたとおりに綺麗にできたね、いいじゃん!」「言われた時間通りにできたね、道具の場所も覚えていて素晴らしい!」

もちろん、仕事なので

【やることは当たり前】

なのですが、なかなか続かなかったり、次第にやらなくなっていくのは相手の行動を承認していないためと考えられます。

承認がないと、「なんでやっているか・必要なのか」がわからなくなっていくのだと思います。

甘やかすことではなく、適切に見本を見せる

よく勘違いされるのが、

小男
小男

「わかった!じゃあ何でも許しちゃおう!自由にやらせよう!ミスしても怒らない!」

これは違います。

「甘やかす」「褒める」は、似ているようで違う話をしているんですよね。

褒めるは、あくまで「結果や行動に対して、リアクションをしている」というイメージです。

何でもかんでも許して良いわけではありません。ビジネスの現場では「叱らなければいけない場面」がいくつもあります。

【予約の電話を受けたことを忘れていて、ケーキが渡せなかった】

もちろん人間なのでミスはありますが、きちんと【予約を取り忘れた結果】に対してリアクション・つまり【上司として注意】をしなければいけません。

あくまでも「褒める」のであって「甘やかす」とは違うということを理解してください。

人は感情で動く

仕事上の動くというのは、言うことを聞かせるとは少し違います。

「お願いした作業をしてもらう」

こちらが適切かもしれません。

○仕事だから、やって当たり前

○部下だから、言うこと聞いて当たり前

上記は理屈は通ってますが理由には成りません。

人は理屈では動かないです。

だからダイエットは難しいんです。(ほんと難しい🤣)

人は感情がある生き物です。機械(ロボットやAI)とは違います。

機械は電気や動力源があれば、文句も言わずに動きますが応用力はありません。決まったことをこなすことに長けています。

人は、食事やルールがあっても、絶対に動く保証はありません。その変わり、機械にはない「柔軟性・応用力」があります。

それぞれ良し悪しがありますが、人のマネジメント面でいうと

特に心にもない事・気乗りしない事はなかなか続かないものです。本心で「やらなくてはいけない」と納得できていないからです。

そこに

「この作業すると、職場の同僚に感謝してくれるよな」

「面倒だけど、○○さんの為になっているから頑張ろう」

この【感情】がのると人は動いてくれます。

人(部下)に仕事を指示(お願い)するなら、きちんと感情面でのフォローが必要ということが、納得できたのではないかと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は

シェフパティシエのマネジメント〜褒めてやらねば人は動かじ〜

として、人材教育マネジメントの基本を解説しました。

約140年前に生まれた山本五十六の言葉が今も残っているのは、昔から変わらない・永遠のテーマだからなのだと思います。

もしあなたが部下を持つ立場になるとき、一度この言葉を思い出して、しっかりと教えることが出来る【上司・先輩】になってください。

そうすれば、シェフパティシエへの道も一歩近づくことでしょう。

この記事が未来のシェフパティシエや、スイーツを愛する全ての人のためになりますように♪

 

それでは!

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