どうも!
某企業で、現役シェフパティシエとして働く大男です。
こちらのサイトは
- これからパティシエになりたい人
- パティシエなりたての新人さん
- スイーツに興味があるみなさん
そんな方々に少しでも役に立つ
有益な情報を伝えていけたらと考えています😆
今回は
ブルーオーシャン戦略
について、紹介していきます。
正直、修業時代には気にもしなかった経営・ビジネスの話。
だからこそ、今の会社に入ったときには
苦労したことも多かったです。
将来もし少しでも
「将来ケーキ屋さんで独立したい!」
「企業のシェフパティシエになりたい!」
と考えている方には、
避けては通れない道です。
今回はマーケティングの基本
ブルーオーシャン戦略について
解説していきます。
ブルーオーシャン戦略とは
青い海…白い砂浜…
天国…!
話がそれました😂
ブルーオーシャン戦略
ブルーオーシャン×レッドオーシャン
とも言います。
今回は言葉のイメージそのままですので、
わかりやすいかと思います。
ブルー・オーシャン戦略によると、血で血を洗うような競争の激しい既存市場を「レッド・オーシャン(赤い海)」とし、そこから可能な限り脱却して、競争のない理想的な未開拓市場である「ブルー・オーシャン(青い海)」を切り開くべきだと説いている。
ブルー・オーシャン戦略 – Wikipedia
簡単に言うと
ライバルだらけの血で血を洗う激しい戦場ではなく
競争相手(コンテンツ)の少ない平和な戦場で戦うべき
という事です。
ここでいう戦場は
- 市場
- 分野
- 業界
などと考えます。
マーケティングの基本的な考え方ですね。
ランチェスター弱者の戦略にも通じます。
(ランチェスターについては、また後日記事を作成します😎)
ブルーオーシャンの作り方
皆さんこう思ったかもしれません。
「なるほど!じゃあ、
絶対に売れる新商品や
新しいケーキを開発して
売ればいいんだ!」
確かに間違ってはいませんが、
そんな夢のような新商品は
簡単には作れません
そもそもアイデア系は
せいぜい10個やって1個当たるのがいい方です。
ほとんど外れる事が多いです。
(ちなみにチャレンジは大賛成派です
自分の成長や経験に繋がります😊)
ではどうすればいいのか。
ポイントは先に上げた
市場・業界・分野
です。
新しく生み出すのではなく、少し「変化」させる
「今までにない、新しいサービス・商品を作る」
は難しいですが、
「既存のサービス・商品とは少し違う市場を開拓する」
は難易度がぐっと下がります。
たとえば、
あなたが牛丼屋をオープンするオーナーになるとします。
¥500の牛丼屋がたくさんある駅前で
自分も¥550の牛丼屋を始めよう!
上記ビジネスの市場は
「低価格帯の気軽に入れる牛丼屋」
となり、
よほどの戦略がなければ負けてしまうでしょう。
ですが例えば
厳選された和牛を駆使した
ラグジュアリーな店内の
1杯¥3,000の高級牛めし屋
であれば、
上記のビジネスの市場は
「高価格帯のごちそう牛丼屋」
となります。
どちらも同じ
「牛丼屋」というカテゴリーですが、
つまり既存の
- 安い
- カジュアル
を減らして
- 高い
- 高級感
を追加しただけになります。
実際にブルーオーシャン戦略を
様々な企業が取り入れています
有名な大企業ですと
サービスを減らし、低価格とスピードを重視したQBハウス
高品質衣料を低価格で販売したユニクロ
などが挙げられます。
他にも多数取り入れている企業やお店があるので、
ぜひ注目してみてください🙄
完全なブルーオーシャンのみで戦うことはできない
ちなみにブルーオーシャンのデメリットとして
「参入障壁が低い・市場が小さい」
という欠点があります。
今までなかった市場を開拓するので、
成功するかどうか(顧客がいるかどうか)確実には分からないのと
「あ!そうすれば儲かるんだ!」
と、ほかの同業他社が流れてくる
可能性が高いです。
ライバルが増えればすぐさま
レッドオーシャンとなります。
これは市場原理として仕方のないことです。
だからといって何も考えずに
「どうせ取られるなら、
何もしない方がいいや」
としていると
あっという間に世間において行かれて
売り上げが傾き、会社・店は潰れます😥
ですから常に改善・考えることは重要で
日々進んでいかなければいけません😎
そして、ブルーオーシャンは
あなたのすぐそばにあります。
(胡散臭い…)
それに気づけるかどうかで
会社やお店の売上に繋がりますので、
ぜひ様々なことに
目を凝らしてみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は
ブルーオーシャン戦略
について解説しました。
例えばあなたがシェフになったときに
「昔からやってきたから、
このラインナップでいいや」
と胡坐をかいていると
あっという間に負けてしまいます
シェフの判断は
部下や努める従業員の生活にも
関わってきます😥
しっかりと知識をつけて
来るべき判断の時に悩まないようにしましょう。
この記事が未来のシェフパティシエや、スイーツを愛する全ての人のためになりますように♪
それでは!
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