どうも!
某企業で、現役シェフパティシエとして働く【スイーツだいすき大男】です。
こちらのサイトは
- これからパティシエになりたい人
- パティシエなりたての新人さん
- スイーツに興味があるみなさん
そんな方々に少しでも役に立つ
有益な情報を伝えていけたらと考えています😆
今回のテーマは
【全3回】シェフパティシエが教える!実例紹介その2【カラーバス効果】
以前、投稿した記事で、カラーバス効果について説明しました。
概念の説明は行いましたが、こういった手法関係は【実際にやってみた時】に初めて自分のものなります。アウトプットが大事ということです。
というわけで、いくつかイメージしやすいように
パティシエの現場に落とし込んだカラーバス効果の使用例を紹介します。
- 「何か違う」違和感アンテナのため
- 「嫌いな人・先輩・上司」を「好き」に変える
- 「お店の新商品を考えよう」
こちらの具体例を見てイメージができたら、実際に自分でもやってみてください。そうして体系的に学ぶと「あ〜こんなかんじでやっていくんだな」と経験値がたまり、他のメソッドや手法を使うときにスムーズにスタートできるとおもいます。
長くなるので、それぞれ3回に分けて解説していきます。
ちなみにおさらいといて
カラーバス効果は、無意識に意識・注目を集める方法です。
このサイトがわかりやすいので参考にどうぞ!
カラーバス効果
カラーバス効果とは、ある一つのことを意識することで、それに関する情報が無意識に自分の手元にたくさん集まるようになる現象のこと。カラーバスは「color(色)」を「bath(浴びる)」、つまり色の認知に由来するが、色に限らず、言葉やイメージ、モノなど、意識するあらゆる事象に対して起きるとされる。
引用:カラーバス効果とは 意味/解説 – シマウマ用語集
それではまずは使用例その2 「嫌いな人・先輩・上司」を「好き」に変える です。
使用例その2 「嫌いな人・先輩・上司」を「好き」に変える

仕事をしていると必ず現れます【自分と絶望的に合わない人】俗にいう職場の人ガチャです。
友達付き合いなら縁を切ったりすればいいですが、仕事だとそうはいきません。関係が悪いせいで業務連絡が滞ったりすると自分だけではなく周りの人やお客様への迷惑になるケースもあります。
そして人が辞める原因にも【職場の人間関係】ずっとランクインしています。

かといって、自分が我慢するのも嫌ですよね…結果精神衛生上良くはないでしょう。ではどうすればいいのか。
結論は【だったら好きな人になってしまえばいい】んです。
「なんじゃそりゃ」という感じですが、少なくとも【嫌いな人】から【あまり好きじゃないけどいい所をたくさん知っている人】ならば、自分のストレスや対処方法も違いますよね?
同じミスや仕事ができない人でも【嫌いな人】【好きな人】ではイメージが大きく違います。
いい所を見つけるためにはカラーバス効果が使えます。
- 嫌いな人は嫌いなところしか見えない
- 長所と短所は捉え方の違い
- 自分が得をする捉え方をすると、相手も得をする
上記の流れで解説していきます。自分が上司になり、部下を持った時にも役に立ちます。
ぜひ実践してみてください。

「特に、自分が人材マネジメントを行う立場になったときに初めて【人を育てる】難しさに気付くはずです。まだわからないと思いますが、いつか役に立ちます。頭の片隅にしっかりと入れておきましょう。」
嫌いな人は嫌いなところしか見えない

まずは結論を話します。
上記の引用の通り
カラーバス効果とは、ある一つのことを意識することで、それに関する情報が無意識に自分の手元にたくさん集まるようになる現象のこと。
つまり、なぜ嫌いな人の悪い所・イヤなところが目に付くかの答えは
【あなたがそう思っているから】です。
逆説的ですが 、嫌いなところ・いやなところを探しているから見つけてしまいさらに嫌いになる・イヤになるという負のスパイラルに入っていることです。
例えばあなたが同僚の【小男さん】を嫌いだとします。
小男さんは背が低いです。
背が低いから、高い所の物をとるのに時間がかかります。踏み台をとってきたり、確認に時間がかかったりするためにです。時間がかかるのを見てあなたはイライラし更に嫌いになります。
ですが、背が低い小男さんは、実はあなたには見えにくい台の下の棚の備品の整理を行ってくれています。気にしたことはないですが、台下の棚は細かいセルクルや抜型が多くあり定期的に整理しないとすぐにグチャグチャになってしまう場所でした。でもあなたはその瞬間は見ていないので知らないです。
さて、嫌いな人のいい所、無意識的に探そうとしている人がどれくらいいるでしょうか。探している人は有意識・つまり意識的に行っているはずです。
長所と短所は捉え方の違い

また、小男さんは作業スピードは決して速いほうではありません。あなたに比べた時、同じ作業や計量を行っていても時間がかかります。つまり仕事が遅いです。シンプルに比べると小男さんのほうが劣っていますが見方を変えると少し変わってきます。
小男さんは遅い代わりに確認を怠らない人でした。ですから遅い分、あなたに比べてミスがとても少ない人です。ミスとは軽重なものも含みます。【すぐ測りなおせる、ほかの材料と混合していないグラニュー糖】や【ジェノワーズを焼く時の型の個数】などです。
このように、手のスピードのみを比べた時には
- 速い(けど雑・ミスが多い)
- 遅い(けど確実・ミスが少ない)
こうなりますが、正確さで比べると
- 確実(だけどスピードが遅い)
- 雑(だけどスピードが速い)
こうなります。
また、言い方を変えれば
かっこの中は自分にとって都合の悪い情報
とも言えます。ですから、無意識的にシャットアウトしているということになります。
上記の小男さんの2つの評価は全く同じ評価ですが、捉え方やシーンによって良し悪しが変わっているのです。つまり
長所と短所は捉え方の違いとも言えます。
長所やいい所を見つければおのずとその人を好きになったり、尊敬できると思います。
もちろん人間は完ぺきではないので、どうしようもないことや納得できないことはあります。
ただ、長所を探して人のいい所を探すのと、短所ばかり探して人の粗を見つけて腐すのと、あなたはどちらがいいでしょうか?
ちなみにこれはすべてには当てはまりません、あくまで考え方・捉え方の話です。
もちろんプロのパティシエならば、作業スピードは【速くて綺麗】の方がいいに決まっています😎
私も日々そうなれるように意識・努力・工夫しながら仕事をしています。
自分が得をする捉え方をすると、相手も得をする

最後にですが、逆の立場になってみましょう。
あなたのことが嫌いな小男さん
あなたのことを好きな小男さん
さて、どちらの小男さんを好きになれそうですか?
断然後者ですよね。つまり逆も一緒ということです。
あなたが嫌いな人に好きになってもらうなんて、おこがましいにもほどがあります。当たり前のことですが、どうしても自分を客観視するのは難しいことなのです。まさに原因自分論です。
こちらに関しては別途記事を書いていますので、よろしければご覧ください。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は 【全3回】シェフパティシエが教える!実例紹介その2【カラーバス効果】 として
- 嫌いな人は嫌いなところしか見えない
- 長所と短所は捉え方の違い
- 自分が得をする捉え方をすると、相手も得をする
上記の解説を行いました。
一度嫌いになったらずっと嫌いになる人、多くありませんか?
仕事ではどうしても自分でコミュニティが選べなかったり、かかわる人間を選べないことが多いです。これは仕方がないことです。であれば、グチグチいうのと、自分で少しでもいい方向に行けるように前向きに対処するのと、選ぶのは自分自身です。
私は前進したいので、前向きな対処を選びます。そして、私たちのようなシェフ・管理職が次世代に背中を見せてあげることが、今後の業界の発展につながるのではないか・と小さい力ながら思っています。
偉そうなことを言いましたが、今日も自分の部下のいい所を見つけます!で、後日こっそりほめよ…👍
この記事が未来のシェフパティシエや、スイーツを愛する全ての人のためになりますように♪
それでは!
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